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趣の間 プロフィール
京の散歩道           
【番外1】原付ライダーへの道

 
地下鉄が2本しかない京都では、
原付があれば便利。

 原付免許を取得する前は、自宅(山科)から劇団の稽古場(京大)まで毎日往復2時間、
 ちゃりちゃりとママチャリ自転車をこいでおりました。
 蹴上の坂でジョギングしていたおっさんに抱きつかれたり、
 パンクして自転車引きずって帰ったりとさまざまな憂き目にあい、
 しかたなしに齢20歳で原付免許取得。
原付に乗ってメカラウロコ。

 原付は動く椅子。それまで必至で自転車こいでいたのがアホらしいです。
 行動範囲も広がるしね。


 原付生活にはいろいろドラマがある。
 

 道路交通法にのっとり、車社会に参加するのですから、いろんな決まりがございます。
 原付生活の苦労は、免許取得後から始まるのです・・・。
原付ラーダー歴ももう8年。
只今原付は2代目鈴木LET‘U。
本来ならライダーに向いていない私。

(2005.7.8現在)








1.試験を受ける前に。


 ・住民票の写し1枚を役所に取りに行ってください。

 ・免許申請用の写真(30×24ミリサイズ)1枚撮って下さい。
 (これは申請用で、免許に載せる写真は試験合格後に試験所で撮影してくれます。)


 ・事前に市販の原付問題集を1回でも読んだほうがいいと思います。
  原付免許は誰でも受かると言われておりますが、  
  原付試験は50点満点で45点取らないと受かりません。
  結構ちゃんとした試験なので問題集を見た方がいいでしょう。

 (その後の原付生活のためにも。)



2.1日仕事で免許を取りましょう。
        
詳しく・正しくは試験場HP参照して下さい。


 京都の人なら、高校生でも社長さんでも本人が羽束師まで行かねばなりません。
 (一部警察署でも試験だけ受けられるようだ。)
  
 【運転免許試験場】
   〒612-8486
京都市伏見区羽束師古川町647
 電話番号
075−631−5181(代表)

 京阪乗る人は中書島からバスで「免許試験場前」まで行きます。
 不安になるほど、結構長くバスに揺られて、「免許試験場前」につくと、
 そこは免許試験場しかない辺鄙なところ。


 原付講習の受付は8:30〜8:50。
 原付は3時間の講習を受けないと受験資格が得られないのです。
 でもこの講習の講話は試験の受かり方を教えてくれると言うよりは
 ほんとに交通ルールのようなものを伝える内容のもの。

 


   私の場合、朝早くに試験場前バス停を降りると「虎の巻」と壁に書かれた建物が見えて、
   おばちゃんが「原付試験うけにきたん?」と声をかけてきた。
   「はいそうです」とおろおろしていると建物に入るよう言われ、

   「じゃ、講習するからニ階に上がって」とうながされた。
   二階ではおっちゃんが原付試験(本番のと同じ問題)を1問1問教えてくれる。
   「はい、『踏み切りの〜』という単語が出たら、マルっ!」
   というように、受かるためだけの知識を詰め込まれる。
   おっちゃんも、何年も同じ問題を指導しているだけあって淡々とかつ力強い口調。
   この講習は、お昼をはさんで午後にも延々行われた。辛抱が必要。
 

※虎の巻の講習は、朝7:30頃から始まったと思います。
  朝からずっと講習が続いて、運転講習の時間になったら
  おっちゃんが会場まで連れて行ってくれます。
  で、それが終わったらまた虎の巻に戻ってお勉強が再開されます。

  
  
 原付実技講習では、実際に原付(スクーター型)に乗ります。
 婦女子もズボンとスニーカーで行ったほうが適してます。
 はじめに自転車に乗れない人と乗れる人に分かれるので、
 自転車に乗れない人でも大丈夫。


 午後にようやく学科試験。50点満点のうち9割正解しないといけないので結構大変。

 数時間待って、その日のうちに合格発表。電光掲示板に自分の番号が表示されたら合格!
 高校受験時なみにキンチョウします。

 試験に受かってからやったと思いますが(うろ覚え)適性試験が行われます。
 視力は両目で0.5以上見えないといけない。結構ハードル高くて私はヒヤヒヤしました。

 メガネ・コンタクトをしている人は忘れず持って行きましょう。

 
最後に写真を撮ってもらって免許証交付と相成ります。
 犯罪者みたいな顔の写真になると後悔するので気をつけましょう。
 あと、最後の受付で「道路交通の何とかのための寄付をなんとか・・・」といわれたりしますが、
 別に寄付は義務じゃないので断っても大丈夫。

 免許試験場は受付をたらい回しにされてへとへとになります。
 高校生も社長さんも皆平等にたらい廻されます。まあ、1日だけの辛抱と思って頑張って下さい。




3.MY HAPPY 原付 LIFE!


 原付ライフは免許取得後、原付に乗り始めてからがスタートです。
 原付ライフは警察屋さんとの関わりが生じてきます。
 乗って事故ってつかまって、初めて身につく道路交通法。
 ここからは、本来原付ライダーに向いていない性格である私・柴田の体験をご紹介。


 

 1.免許取得後2週間でつかまる。【一方通行逆走】


 買ったばかりのスクーター(YAMAHAのjog)に乗って細い道を走っていると
 向かいから走ってきたトラックの運ちゃんが窓から顔を出してなにやら喚いて通り過ぎた。
 あれ、あの人私に向かってなんかゆうてはったなぁ、と思いながら細道を出たところで
 若い警官が近づいてきた。
 「おい!ここ一通やぞ!」とのこと。
 そのとき初めて「一通逆走」という言葉を知った。
 なにしろ免許取得のためだけに勉強しただけなので、
 交通ルールや標識を見なあかんなんてことは知らなかったのだ。

 トラック運ちゃんは警察が取り締まっているのを教えようとしてくれていたのだろう。
 初めて警察に怒られておそろしかった。罰金も手痛かったが交通ルールを知る授業料となった。



  2.免許取得後4週間で事故る。【自転車と衝突】


 朝だった。
 京都薬科大学前の三条通は車が渋滞していたけれど、原付の私は車の左を調子よく走っていた。
 目の前の信号が青なので止まらず走ると、車の陰から自転車にのったおっちゃんが右折して飛び出してきた。

 衝突。
 私もいささか飛ばされたが無傷。自転車のおっちゃんは目の上を切って出血した。

 目の前のコンビニの店員さんにすがって救急車を呼んでもらったが、
 冷静にまわりを見渡せば、薬科大の横が病院であった。
 警察がやってきて現場検証。
 事故を目撃した大学生達も、「原付の方が青信号で普通に走っていて、
 自転車の人が飛び出した」と、私を援護する証言をしてくれる。

 私は人の血を見ておそろしく、「なんぼほど慰謝料請求されるんやろ・・・はらはら」と涙をこぼした。

 警察署に連れて行かれ、カツ丼が出てきそうな窓のない取調室に入れられ、
 踊る大走査線に出てきそうなおっちゃん警官達がのんびり雑談している隣で、
 「あなたには黙秘権があります。」などドラマティックなことまで言われ、事故の状況を説明させられた。
 交通ルール上は自転車の方が悪いと思ったのだが、原付の方が強い乗り物で、
 原付ライダーは周囲からの飛び出しに注意を払う義務があると言うことで
 五分五分の落ち度という調書が作成された。
 自転車のおっちゃんの傷はたいしたことなく、お気の毒なことに盗難自転車を乗っていて、
 別箇に取り調べをされていた。

 治療費は私の自賠責でまかなわれた様子。 
 もーう、原付なんて恐ろしい、と思った。



 3.非常に手痛い、高くつく違反【駐車違反】


 大阪に芝居を見に行った。三条京阪の駅前に原付を止めて出かけたのだ。
 夜、駅に帰ってみたら、衝撃。
 私のjog郎(愛車)に黄色い違反札がついていたのだ。
 「駐車違反です。近くの警察署へ来て下さい。」とのこと。
 黄色の札はめちゃでっかくて、
 「自分で外そうと札を破損するとさらに罪が重くなります」みたい事が書いてある。ひえ〜。
 違反したのがハズカシク、自分の愛車にそんな札をぶら下げていると愛車が可哀想になってきた。
 とりあえず、タオルで札を隠して四条の警察署へ出頭。
 罰金も確か9000円ほど払ったと思う。手痛い!高くついた芝居であった。



 4.罰金は値切れない【整備不良】


 山科の実家で米やらお菓子やらいっぱい貰った帰りの夜道、雨が降っていた。
 私はポンチョ型のももんがのようなレインコートを着て下宿へと急いでいた。
 背後からあのいやなサイレンが鳴って、「そこの原付止まりなさい」とアナウンスされた。
 聞けば、私の原付のライトが点灯していない。電球が切れた様子。
 「さっきまでついていました!」ということを訴えたけれど聞く耳持ってくれず。
 濡れたレインコートのままパトカーの後部座席に座って違反切符を切られた。
 「今日は無点灯でもしょうがないけど、すぐ直すように」と言ってパトは去っていった。

 ついてないなぁと思ってエンジンをかけると、さっきまで付いていなかったライトが点灯。
 どうやら雨で接触が悪かっただけらしい。
 慌てて違反切符に書かれた警察へ電話をかけて、先ほどの警察官に繋いでもらい、
 「今違反切られたものですが、今エンジンかけたらライトがついたんで切符撤回してもらえません?」と頼むと、
 「そんなついたり消えたりするライトは整備不慮です。駄目!」と無下にあしらわれた。
 罰金を見逃してもらおうと思ったが間に合わなかった。残念。
 


 5.金は弱いところから取るのか?【スピード違反】


 スピード違反は何度もやらかした。だって、時速30kmって、道路の流れに乗ってたら逆に危ないで。
 後ろからサイレン鳴らして呼び止められたり、ネズミ捕りに引っかかったり。
 ネズミ捕りは、草むらにヘッドフォンした警官が一人座っていてスピードをはかっており、
 「あ、しまった!」と思っているうちに、たくさんの警官のいるところに誘導されて切符を切られる。
 罰金はオーバーしている速度によって高い。
 スピード違反で止められているとき、対岸からタクシーの運ちゃんが、
 「こら!警察!弱いもんからばっかり罰金巻き上げんな!」と声援を送ってくれたこともあった。
 
 あまりにスピード違反で捕まるので、腹が立つのと反省したのとで、いっかい時速20kmくらいで走ってたら
 パトカーに呼び止められて酔っ払い運転と疑われた。
 さらに山科ナンバーの原付で左京区を走っていたので盗難車かとも思われた。失礼な!




 6.見張られてつかまって【一時停止義務違反】


 原付に乗るようになって実感するのだが、京都はやたら細い道がおおい。
 ゆえに一方通行標識が立ち並び、「止まれ」と停止線が書かれている。
 
 細い道から出て左折をした途端、ひょっこり警察が出てきた。
 「はい、一時停止義務違反ね。あなた今、停止線でとまらんかったでしょ。見てたよ」という。
 そんなん、曲がり角で待ち構えてて捕まえるなんてずっこい。
 停止線前に立って、「止まらんと危ないよ」と呼びかけてくれるほうが
 事故予防になるんとちゃうんかいな。



 7.修理費もかさむかさむ・・・【暴走】


 スクーターの運転はめちゃ簡単で、右手に握ったハンドルを手前に廻せば走り出す。
 これがあまりに簡単すぎて危ない。
 実家の駐車場から走り出したとたん、右手を手前に廻しすぎて暴走。
 園芸が趣味のお隣さんの植木鉢に突っ込んだ。
 お隣には母親が菓子折りを持って謝りに行き、丸くおさまったが、
 愛車は前輪の軸が曲がり、ボディーに大きなヒビが。
 修理に3万円ほどかかった。さすがに親はその費用まで出してくれんかった。

 そのほか、タイヤ修理なら2000円くらい、タイヤ交換だと6000円ほどかかる。
 パンクしてバイク屋に行ったら「君、前にいつ空気いれた?全然空気入ってないで」と怒られた。
 半年に1回は空気をいれんとあかんねんて。
 空気はガソリンスタンドで頼めば無料で入れてくれますので、まめに頼みましょう。
 そうすりゃ出費が防げます。



 8.原付も撤去されます。【駐車違反・撤去】


 早朝に大阪へ行かねばならず、駅近くに路駐していたのだ。
 夕方に原付を止めていた場所へ行くと、他の原付や自転車がいっぱい止まっているのに
 私の愛車だけ見当たらず。何度あたりをうろついても見当たらず。
 繁華街の近くだったので、盗難にあったと思い、警察署へ出頭。
 刑事課なんて怖そうな部屋で、事情聴取される。
 原付を盗んだ人が事故にあって私の保険を使われたら困るというので
 役所にいって廃車手続きをしたり、自賠責を解約したりと手間がかかった。

 後日、一枚のハガキが届いた。
 「あなたの原付が路上に止められていたので撤去しました。」とのこと。
 盗難じゃなかった・・・警察にまで行って・・・恥ずかしい。
 今まで自転車撤去の憂き目にあった知人の話は聞いたことがあったが
 原付も撤去されるんですな。
 どこだったか町外れの辺鄙な保管所まで原付を引き取りに行きますと、
 雨ざらしでみすぼらしくなった愛車と対面。
 費用は4500円くらい支払ったと思います。(値段忘れた。)
 警察に捕まって駐車違反切られるより安いけど、撤去の方がショックはでかい。
 とにかく、道路交通法は駐車違反に厳しいですので、やめた方がいい。



 9.傷だらけの愛車【破損】


 劇団の打ち上げ帰りに、原付で帰ろうと思ったら、右ミラーが盗まれていた。
 原付は左は別についてなくてもいいんだけど、右にはミラーをつけねばならない決まりだ。
 一瞬、左のミラーを右につけたろかとも考えたけど、勿論左右対称、形が違う。
 ハラハラしながら違反したまま帰宅して、バイク屋で買う羽目に。

 また、繁華街に原付をとめていて戻ってみたらシートがカッターで切り刻まれていた。
 シートを替えると高くつきそうでしょ。恐ろしくて修理してません。
 演劇人は何でも黒ガムテープを貼ればきれいになった気がする習性があるので
 しばらく黒ガムを貼っていましたが、雨でグチャグチャになった。
 今は黒のビニールテープで貼っています。


 上手く乗っていれば原付は10年くらい持つとかって言う話をきくけど、
 私は初代原付を3年で廃車に追い込んでしまった。
 走行距離もメーター二回り位させるほど使い込んだんだけれど、
 酷使しすぎましたね。


 10.免許維持にはお金がかかる【初心者講習】


 免許取得後1年以内に3点以上の違反があったものが受ける講習がある。
 免許とっていきなり違反と事故を起こした私は勿論受けました。
 4時間の講習、学校の授業のようだ。費用も12000円くらいかかる。(今調べたら原付は11050円)高いね。




 11.免許維持にはお金がかかる2【違反者講習】


 「違反点数が3点以下の軽微違反の累積点が6点になった方は、
 公安委員会の通知を受けた日から1ヶ月以内に「違反者講習」を受けなければならない。」だそうです。
 
 これ、社会奉仕活動をすると、講習費用が若干安くなるのです。
 普通に講習受けたら¥14,250、社会参加活動コースなら¥10,250。

 私は山科にある老人ホームへ行ってきました。
 まあ、違反の講習でたかだか3時間老人ホームへ行ったところで恐縮するほど足手まといなだけです。
 お年寄りにお茶を配るだけでした。
 おばあちゃんの一人がよく話かけてくれて、「きれいな日本語を話しなさい。私はいつも母親にそういわれていたのよ。
 あなたもきれいな日本語をお話なさい」と言っておられました。

 老人ホーム後に午後から免許試験場へ行って3時間講習を受ける。
 事故の映像を見せられたり。眠たい。



 12.いろんな講習を受けたのでなにがなにやら【停止処分者講習】


 30日の免許停止処分を受けて、短期講習を受けた。
 (もう、いろんな講習をうけてきたのでどれがどれやら記憶も曖昧ですが。)
 これは講習を受けると免停期間が短くなるというもの。
 運転免許試験場へ受けに行かねばならないのだが、免停中なので原付ではいけないのが苦痛。
 6時間の講習で13800円だって!ひー。私、免許にいくらつぎ込んでるねん・・・



  13.免許更新期間には注意しよう【免許失効】


 免許の更新は免許の期限切れの年の誕生日の1ヶ月前から1ヵ月後の2ヶ月間内にできる。
 私はそのころ実家をでて下宿して、住所変更を届けてなかったとかで、
 期限切れの通知ハガキを受け取るのが遅くなってしまったのでした。
 免許書き換えに気付いたのが誕生日1ヵ月と1日後。ギリギリアウトです。

 その場合、失効手続きというのをうけるそうな。
 適性試験だけでいいのだけれど、視力がギリギリでハラハラしたわ〜。
 
 更新のとき、それまでに違反がない人なら講習時間30分で講習費用700円。ゴールド免許になる。
 私のように汚れた免許なら講習120分、講習費用1700円。
 この待遇の差!やっぱめざすはゴールド免許!次はキレイな免許でありたい・・・



 免許更新後は、スピードも時速40km内を守り、実におとなしいライダーになっております。
 しかし、こうしてまとめて見るに、違反していかにお金を警察に納めてきたことか・・・
 原付免許自体は1万円内で取得できるけど、
 その後の出費が鬼のようだ。(私の場合。普通はこんなにかからんと思うが)
 憧れるのはゴールド免許。安全運転で参りましょう。
(c)All Rights Reserved TAKABISYA 2003-




































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