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趣の間 プロフィール
女のいばら道            

【1】‘77生まれの女  2003.10.19

小島:『女のいばら道』ですか・・・

柴田:『女のいばら道』ですよ・・・

小島:・・・『岡崎京子の女のケモノ道』(※1)のパクリですね。

柴田:そうです。しかし!愛あるパクリはオマージュです!

小島:あそうですか。岡崎ファンが怒ってこなけりゃいいですけどね。
    さて何の話をしましょうか。生い立ちでも話しましょか。

柴田:そうですねぇ。我々の26年間の短いようで長い人生など。

小島:私もあなたも共に1977年生まれの、今年26歳なんですが、どうですか。どうでしたか。
    まあ、多感な十代の女子高生時代は90年代ということになるわけですが・・・

柴田:時代のこととかよくわかりませんね。90年代はバブルが崩壊して無気力世代とか言うんでしょうけど、
    私なんかは京都の、山科なんて田舎で生まれ育ってますからね。高校の近くで遊ぶところは
    パン屋の『ロレーヌ』しかなかったですからね。
    時代で語るには普通言われるよりずっと遅れていると思いますよ。

小島:でもバブルに青春期を過ごしてきた人とは何か違う気がするなぁ。
    10歳年上の人と話してると、華やかさが違うもん。
    『あ、この人ら、金の卵としてちやほやされてきたんやろなー』みたいな。

柴田:あー

小島:80年代のノリノリの頃には夜遊びできない小学生で、ようやく遊び始める中学生ではバブル崩壊して、
    高校の頃には就職難って言われて大学でてみたら偏差値教育が疑問視されてた、みたいな。

柴田:そうですねー。でももともと山科なんて田舎やったから、バブリーでも夜遊びしてなかったよ、あんた。
    河原町へ行くのに『街へ出る』っていってたやん。
    それにまだ高校ぐらいには祇園にあったで、マハラジャ。行ったことないけど。

小島:でもうちら世代って時代の隙間みたいな印象、ない?

柴田:あ、そうねー、高校のとき、うちら体操服ブルマやったやん?
   それがうちらが3年生のとき、1年生からハーフパンツにするって学校がいいだしてん。
   そしたら2年の女子もブルマ恥ずかしいしハーフパンツに買い直すわ、っていって、
   体育祭のとき3年女子だけブルマやってん。もう卒業やのに買い直すのもったいないやん?
   そのときは時代の終わりに自分らが属してるんやなぁ・・・みたいな哀愁があったとおもうわ。

小島:『哀愁のブルマ』か。哀しいなぁ。

柴田:そう。しかもブルマ梅色やねん。白の2本線入ってんねん。めちゃださいねん。

小島:なるほど。あと、うちら高校のときって『ポケベル』じゃなかった?

柴田:そう!『ポケベル』も哀しいよなぁ。携帯が登場する前の隙間に一瞬はやったやん。
   大学2年くらいまでポケベル持ってる子、おったよ。

小島:だからたとえば今後うちらの子どもが出来てね、子どもの友達のお母さん同士で会話してね、
   「私たちの頃って『ポケベル』でしたわ〜」とか言ったら歳ばれると思うわ。
   短いもん。『ポケベル』時代って。

柴田:そうやねん。『ルーズソックス』とか『ガングロ』もうちらよりもうちょっとあとに流行ってん。

小島:『微妙にルーズな靴下』程度やったなぁ。ソックタッチとかいらんくらいの。

柴田:そうそう。

小島:うちらのすぐ下の世代から、英語のテストにヒヤリングイが導入されたり、社会科がABに分かれたり
    授業に本格的にパソコン指導がはいったりしてるみたいやったで。
    うちはやっぱ『終わっていく時代の最後の世代』って感じがしてた。

柴田:それはセンチメンタルやなぁ。

小島:小学校も昭和最後の63年度卒業やし、大学は20世紀最後の2000年度卒業やし。

柴田:それはおセンチになりすぎやけど。
    ・・・・なんか真面目になってしまったなぁ。もっと『ゴキブラ』(※2)みたいにしたかってんけど。
   ローカルな学生ノリのトークで、おいしいモンばっか食べてさ。
   私が赤井さんで・・・あんたが・・・八光。

小島:なんで!!なんで私雅ちゃうの!!???

柴田:『ゴキブラ』にするにはひとり男がいるなぁ。

小島:ていうか全然人足りてないし。メッセンジャーもサブロー師匠(※3)もいいひんし。

柴田:ナオちゃん(※4)のポジションの男の子がいるよ。募集しよ。頼むでー。


(※1)漫画家・岡崎京子が『CREA』で書いていた。
    文藝別冊KAWADE夢ムックの岡崎京子特集本にも載っている。おもろい。
(※2)関西エリアで毎週火曜夜11:17〜放送されている『ごきげん!ブランニュ』のこと。
    赤井英和とトミーズ雅メインの関西でしか成立しないようなトーク番組。

(※3)『ゴキブラ』における太平サブロー師匠ポジションを獲得するには
    好感度が高く知識も運動神経も負けん気もなくてはならない。
    アンパンと牛乳の組み合わせが好きでなくてはならない。
(※4)『ゴキブラ』における高野直子アナウンサーのポジションを獲得するには
    色気が必須条件である。

    


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